ヒグマと人


全身の特徴

全身の骨(全身骨格)のなかで、特に足の骨と背骨は、動物の運動能力や行動を知るヒントがあります。
まず、ネコ科のネコ(イエネコ)、イヌ科のキツネ(アカギツネ)の全身骨格を観察しましょう。
   

ネコ科

ネコ科
ネコ科の背骨は曲がっており、かかと()の位置が高い

イヌ科

イヌ科 イヌ科の背骨はまっすぐで、ネコ科と同様にかかと()の位置が高い


チーター、トラのようなネコ科の動物は、背骨を丸めることができ、短距離走が得意です。 オオカミ、リカオンのようなイヌ科の動物は、まっすぐな背骨で長距離走が得意です。

クマ科

では、クマ科のヒグマの全身骨格を観察してみましょう。
ヒグマ

ヒグマの背骨は、ネコ科より曲がっていないため、ネコ科ほど速く走れません。

ヒグマの背骨は、イヌ科よりまっすぐではないため、イヌ科ほど長く走れません。

クマ科のヒグマのかかと()は、走ることに特化したネコ科やイヌ科のように、高い位置にありません。

ヒグマは積極的に獲物を走って追いかけて狩りをするより、食べ物を探して広い範囲を歩きまわって、ときには木に登ったり、地面を掘ったりして食べ物を手に入れることに向いた体のつくりです。
⇒ヒグマは、食べ物を求めて広い範囲を移動する動物

ということが、体のつくりを見ることでわかります。

つづいて、ヒグマとの共存のために私たちのできることや行われている取り組みについて紹介します。


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