ヒグマと人

ヒグマとの共存のために


「効率よくたくさん食べる」ヒグマの性質から、札幌市のヒグマの行動について考えてみましょう。
効率よく食べるには、一度に大量に食べる、または栄養価(カロリー)の高いものを食べる必要があります。
ヒグマの性質
・効率よくたくさん食べる
・とても広い範囲を移動する

ヒグマの食べもの

ヒグマの季節ごとの食べ物。
冬眠中は、何も食べません。

ヒグマが一度にたくさん食べられるものは?
春のフキや草は、たくさんの量を一度に食べることができます。
ヒグマにとってカロリーの高い食べ物は?
夏の昆虫やノイチゴは一度に食べられる量は少ないですがカロリーが高いです。
秋のヤマブドウやドングリはカロリーが高く、たくさん量を食べることができます。

ヒグマは、季節ごとにカロリーの高いもの、たくさん食べられるものを選んでいます。

※ヒグマの食べ物について詳しくは↓
円山動物園ホームページ「エゾヒグマの生態と野生動物との共存について」




札幌の森に面した人里にはヒグマにとって、とても魅力的な食べ物が存在します。それは、果樹園の果物、畑のトウモロコシなどです。 森の食べ物に比べてカロリーが高いうえに、一度にたくさん食べることができます。
ヒグマは「効率よくたくさん食べる」ので、いちど味をしめるとたびたび森から出てきて果樹や畑を荒らすようになります。

次に「とても広い範囲を移動する」性質を考えてみましょう。
ヒグマが食べ物を探して広い範囲を移動すれば、街の近くや果樹園、畑を通ることもあります。 しかしヒグマが味をしめていなければ、何度も同じ場所を出没する可能性は高くありません。

畑についたヒグマの足跡 畑には作物がなくて、出没は続きませんでした。

また、大きな森林とつながっている川や林は、ヒグマの通り道になることがあります。
ヒグマとばったり出会ってしまうと危険です。

札幌市内でヒグマと共存するためには、何ができるでしょうか?
次のページでは、札幌市内でのヒグマに関する取り組みについて紹介します。

札幌市のとりくみ