希少種と外来種

希少種とは?


個体数(こたいすう)が少なく、目撃(もくげき)や観察されることがめずらしい生き物が「希少種(きしょうしゅ)」です。もともと肉食動物(オオカミなど)のように食物連鎖(しょくもつれんさ)の上位にいる捕食者(ほしょくしゃ:食べる側)は、草食動物のような被食者(ひしょくしゃ:食べられる側)にくらべて、個体数が少ない傾向(けいこう)があります。しかし昨今は、人間活動の影響(えいきょう)により、さらに多くの生き物の数が減り、生息範囲(はんい)が狭(せま)くなっています。なかにはすでに絶滅(ぜつめつ)してしまった種もあります。

レッドリスト(絶滅危惧種リスト)とは?

絶滅のおそれがある種を「絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)」と呼び、様々な生物の中からそれらを選びだしてまとめたものが「レッドリスト」です。世界で初めて作られた国際自然保護連合(こくさいしぜんほごれんごう)の絶滅危惧種のリストが、危険(きけん)を表す赤色(レッド)だったことから、「レッドリスト」と呼ばれています。
生き物を絶滅からまもる取組みの参考となるレッドリストは、国際的なもの(国際自然保護連合)から、国(環境省)、都道府県など、いろいろな組織(そしき)や自治体によって作成されており、札幌市にも「札幌市版レッドリスト」があります。

札幌市版レッドリストについて

「札幌市版レッドリスト」には、297種の生き物が載(の)っています。人間との共生のありかたが問われるヒグマなども、実は札幌市版レッドリストに掲載(けいさい)されている生き物の一つです。

詳(くわ)しくは、札幌市版レッドリストについてのページをご覧(らん)ください。
※札幌市の希少種についてもっと詳しく知りたい人は↓
札幌市版レッドリスト2016ガイドブック

札幌市パンフレット「まもろう札幌の仲間たち。」



札幌市レッドリストのカテゴリーと掲載種数

札幌市版レッドリストでは、「今見られない(EX+EW)」「絶滅危惧IA類(CR)」「絶滅危惧IB類(EN)」「絶滅危惧II類(VU)」「準絶滅危惧(NT)」「情報不足(DD)」「留意(N)」といったカテゴリーが設(もう)けられています。
このサイトでは、植物をのぞく、「絶滅危惧種(ⅠA類・ⅠB類・Ⅱ類)」と「準絶滅危惧種」の生き物について紹介(しょうかい)します。


絶滅危惧IA類(CR)

ごく近い将来(しょうらい)に、野生での絶滅の危険性(きけんせい)がとても高い種

CR_ほ乳類 CR_鳥類 CR_爬虫類・両生類 CR_魚類 CR_両生類・爬虫類


絶滅危惧ⅠB類(EN)

IA類ほどではないが、近い将来(しょうらい)に、野生での絶滅の危険性(きけんせい)が高い種

EN_ほ乳類 EN_鳥類 EN_爬虫類・両生類 EN_魚類 EN_両生類・爬虫類


絶滅危惧Ⅱ類(VU)

絶滅の危険(きけん)が増(ま)している種

EN_ほ乳類 EN_鳥類 EN_爬虫類・両生類 EN_魚類 EN_両生類・爬虫類


準絶滅危惧種(NT)

現時点(げんじてん)での絶滅の危険度(きけんど)は小さいが、生息・生育条件(じょうけん)の変化によっては「絶滅危惧」に移行(いこう)する可能性(かのうせい)のある種

EN_ほ乳類 EN_鳥類 EN_爬虫類・両生類 EN_魚類 EN_両生類・爬虫類


ピックアップ!札幌の希少種